Southend Shakedown *Ace Cafe London*
 おそらくACE CAFEが後援のまたまたでかいイベントが!ロンドンから東へと約60マイル行ったSouthend(サウスエンド)という海辺でのイベント。イベントや場所自体の雰囲気もブライトンと似ていて、ACE CAFE REUNIONの半分強の規模でという感じだった。それでも数千台はバイクがいたのだろうけれど!!

 朝ACE CAFEから現地へのランがあるというので集合。対して期待していなかったのとは真逆にACE CAFE REUNION時のような混み様!!モダンバイカーが大半だったけれど、これが一度に走り出すのかと思うと興奮!!出発時は完全に公道をしばらく封鎖!時折信号も止めてしまうのだからすごい!


 モダンバイク達と抜きつ抜かれつ軽快に走っていく。気候もいいこともありかなり気持ちのいいランだ!しかし、途中から低速が安定しなくなり30分ほど会場の手前で止まらなければいけなかったハプニングには焦らされたが無事に到着。こちらの団体のランは特に決まりは無いものの無理して追い越してくる奴などは皆無に等しく、そのあたりは良く慣れてるんだなぁと感心させられる。

海岸にずらりと並ぶモーターサイクル!
 いよいよ、サウスエンドに到着!しかし、ランの時点で想像はしていたもののそれを上回るバイクの数!停める場所を見つけるのに必死!あまり遠くに離れてしまうと数十分も歩かなければ行けなくなってしまうからだ!

 このイベントは何のためにあるのか?というと一種の「寄付」のためである。Little Hoven Hospiceという孤児院のためのチャリティーランのようだ。この日に発売されるバッジはその寄付に当てられるらしいが、こういった大規模なバイクイベントが社会的に認められていることは素晴らしいと思う。実際、砂浜には家族連れがゆっくりと時間を過ごしていて、その逆を見ればバイクが何百台、千台以上は止まっているという不思議な共生を感じることができる。付近の道路駐車場にも貼り紙がしてあって「今日はこのイベントのため、車は駐車できない」とある。

 ある一角からはスクーター勢となり、色々なデコレーションスクーターを楽しむことが出来た。いくつものスクーターの後ろから2,3mはありそうなワイヤーが空に向かって伸びていて、その先にキツネの尻尾らしきものがぶら下がっているのを見つけた。不思議に思って尋ねてみると「60年代にエッソがどうので〜。」とぺらぺ〜らと説明してくれたのは嬉しかったが、3分の2は分からなかったために、同じ事を違う人に聞くものの結局半分ぐらいしか理解できなかった!ま、ただの飾りのようだけど。(当たり前か)左写真のやや左上にあるもの(かすかに真っ直ぐ伸びるワイヤーがみえる)がそのしっぽなり。

 全体の10〜15%は旧車でゴルディを発見して「いいねぇ、いいねぇ」というと「またがってもええで」なんて言ってくれたのでお言葉に甘えて。ふぅ、この夢のバイクを手に入れるのはいつになるのやら。ボロボロでもいいから転がってないものかな。けれど、こちらでもボニーと同様に、いやそれ以上に人気のあるものだから売りに出されるものはピカピカで高値のものばかり!

 こちらのROCKER達でたまにみる着こなし(?)術を紹介!ホワイトストールをライダースの衿の後ろ側から垂らす方法。日本初上陸か!?是非お試しを!!

 もう一つこちらでよく活用されているのが「リュック」というのか「ナップサック」というのか。右の渋いベロセットじいさまも愛用!妙に背中の高い位置にあるために非常にかっこ悪い!笑 それさえなければ満点なのに!なぜだ、なぜヘルメットはフルフェイスじゃなくてジェットなのにそこで気を抜く!

 さて、今日の記念バッジをご紹介。今年の分は早々に売り切れてしまったらしく現在予約中。だが現在一ヶ月ちょいが経過しているために本当に届くかすごく不安。寄付だと割り切れば許せるか・・・いや、無理!しかし、2000年、2003年、2004年のものは少しずつ残っていたために手に入れることが出来た!オンラインショップをチェック!このバッジ達も日本ではまずお目にかかれない品物たち!

 追記2005年9月・・・無事に2005年度バッジは手元に届き、オンラインショップにお目見え!2000年、2003年完売御礼!


ハートのマークが入る愛らしいデザイン。お好みのものをチョイス!